WORKS施工事例

設計テーマ リフォーム

Renovation~省エネ仕様の暖かい家へ~


何度かリフォームしてきたものの、設備が古くなり高額な光熱費に悩んでいた施主様。ご両親から受け継いだ思い出を残しつつ、負担の少ないセカンドライフ住宅をご提案。今までのリフォームでは実現できなかった光熱費の削減と、夏涼しく・冬暖かい家を手に入れることが出来ました。

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隣の部屋への通路を兼用している独立型背面キッチン。個人的に背面キッチンが好ましいのですが、日々、家事をこなす奥さまからすると少々使い勝手が悪かったようです。レンジ、ミキサー、コーヒーメーカー、ジューサー等々、現代のキッチン空間には家電を手軽に使える収納が必須なのかもしれません。また、冷たくきしむ床は、夏はガスコンロで暑く、冬場は足元が冷たく家事が苦痛になっていたそうです。

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南側に配置されていた8畳の和室と4畳の縁側、6畳のボイラー室を1室にまとめて高断熱仕様のLDKへ。勾配天井に併設された天窓はリビングをより快適にしてくれます。通気、断熱、気密を確保したLDKは新築と同等の省エネルギー空間が完成。

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収納を贅沢に取り入れたキッチンスペースはシンクにオープン収納、カップボードにはレンジ、炊飯器、トースター、その他に3帖のキッチン収納を設えることで、いままでぎこちなかった2つの冷蔵庫をスッキリ使いやすく収納。 

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以前リフォームされた洗面設備。古くなり汚れが落ちきれない状態。大きな単板窓は明るくて良い反面、台所同様に冬場は寒く夏は暑い。

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収納付きのすっきりした洗面へ交換。散らからないので掃除も楽に。単板ガラスの窓は樹脂枠、LOW-EGガラスに交換し、室内の断熱性をUP。

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今回の工事で3つ目のポイントとなった2間続きの和室。結露がひどく、塗壁には汚れやカビが付着。ご要望は「使える和室に蘇らせたい」でした。

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天井、柱、長押、鴨居、敷居などは軽く白木洗浄し、壁はカビ止め材を入れた後、漆喰の左官フラット仕上げ、襖、障子は枠をリペアし紙は張替。畳は下地バラ板補強後表替。結露だらけの窓は大開口の断熱窓を取付け結露問題を解決。 閉め切っていた暗い和室は、施主様の思い出を程よく残し、松の木が映える美しい和室へリノベーション。

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暗く湿った空間だった縁側は、断熱サッシに入替、和風のダブルシェードを取付けることで日々の癒しの空間へ。

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シロアリの被害を受け鍵がうまくかからない上に、タイルは割れて浮いている状況だった玄関。ご要望は、「転倒する前にしっかりと改善したい」。

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断熱玄関引違い戸に交換。性能がドアタイプよりも劣る為、風除室が必須。タイルは下地から施工しなおし柄を統一。玄関廻りまとめてモダンに一新。

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